「石垣島のシュノーケリングツアーは、どこを選べばいいですか」

この記事は、そう調べている方に向けて書きました。答えから言います。料金は半日4,500円から1日13,800円まで、年齢の上限は61歳から69歳まで、店で決まります。 どの店が届け出ているかは、沖縄県警の一覧で自分で確かめられます。

浜から自分で入る話は米原ビーチと川平湾に書きました。ここはツアーの話だけです。使ったのは、6社の公式サイト、沖縄県警の届出一覧、石垣市の案内、海上保安庁の統計だけです。

6社の料金は4,500円から13,800円まで

公式サイトで2026年8月22日に確認した税込額です。

店・コース 時間 大人 年齢の線 含まれるもの
しまたび 青の洞窟&ウミガメ 約2時間 4,500円 3〜65歳 保険・器材・ガイド・ライフジャケット・写真
SeaChan 幻の島+シュノーケル 約2時間 6,000円〜 0〜65歳(66歳〜要相談) 送迎無料
ライズ石垣島 半日(幻の島+ウミガメorマンタ) 3.5時間 9,500円(通常10,700円) 5歳〜 器材・保険
石垣島トラベルセンター マンタ半日 約3時間半 10,000円 5〜69歳 ボート・ガイド・3点セット・ウエット
ライズ石垣島 1日(幻の島+青の洞窟+ウミガメ) 7時間 12,500円(通常13,800円) 61歳以上は不可 器材・保険・送迎
ぷしぃぬしま石垣店 記載なし 記載なし 3歳以上 器材・ウェット・ライフジャケット無料
石垣島のシュノーケリングツアー5コースの大人料金を横棒で並べた図。しまたび4,500円、SeaChan6,000円、ライズ半日9,500円、石垣島トラベルセンター10,000円、ライズ1日12,500円(通常13,800円)。
図: 各社公式サイトの2026年8月22日時点の税込額から BLUE BREATH が作図。

値段の差は、時間とボートと行き先です。2時間のビーチエントリーが4,500円、ボートで幻の島やマンタまで行く半日が1万円前後、1日で2か所回ると12,500円です。石垣島トラベルセンターは、マンタに行けずサンゴ礁に変更した日は7,500円に下がります。

年齢の線は61歳から69歳まで

ライズ石垣島の1日ツアーは「61歳以上の方、妊娠中の方は安全の為ツアーのご参加は出来ません」、SeaChanとしまたびは65歳まで、石垣島トラベルセンターは69歳までです。同じ石垣島で8歳の開きがあります。法律にも統一基準にもないので店が決めています。上限の考え方は何歳まで?に書きました。

キャンセル料は、ライズとしまたびが2日前から50%、前日から100%です。石垣島トラベルセンターは2日前18時以降50%、前日18時以降100%です。

マンタは、店によって言うことが逆です

Purity Diving Serviceは、9〜10月がマンタのベストシーズンだが台風もある、海が安定している4〜6月もおすすめ、と書き、月別の遭遇率を公開しています。2025年9月は15/35でした。10月後半からは北風が強くなり、ポイントに行けない日が増えます。

ライズ石垣島は、こう書いています。

※近年、石垣島全体でマンタの遭遇率が低くなっており、最近の傾向としてはウミガメポイントに向かう確率が高まっております。 — ライズ石垣島

どちらも自社の実績に基づく公式の記述で、数字で比べられる形にはなっていません。「マンタに会える」を前提に予約するなら、店に直近の実績を聞くのが早いです。

届け出ている店かどうかは、自分で調べられます

沖縄県の条例(水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例)は、スノーケリングをしようとする人を海域に案内してスノーケリングをさせる事業を、公安委員会への届出制にしています。沖縄県警察はその一覧を公開していて、2026年7月31日現在のスノーケリング業は1,463件、所在地が石垣市のものは249件でした。予約する前に、店の名前をここで探してください。沖縄本島の選び方は沖縄のツアーはどう選ぶ?に書きました。

器材だけ借りるなら2,000円前後

石垣島ブルーダイブは、マスク・シュノーケル・フィン・ライフジャケットのセットが1日2,000円、5mmのウェットスーツが2,000円です。フサキビーチリゾートは、シュノーケルセットが宿泊者2,500円・外来2,700円、ライフジャケットが1,100円・1,300円です。ツアーの4,500円に器材とガイドと保険が入っている計算と、比べてください。

海保の数字は「ライフジャケット」を指しています

第十一管区海上保安本部の資料では、沖縄の2025年のマリンレジャー事故者は111人で、過去最多に並びました。2021〜2025年の5年間の469人を活動別に見ると、スノーケリング中が154人(33%)で最多です。スノーケリング中と遊泳中の死者・行方不明者82人のうち、ライフジャケットを着ていなかった人が71人(87%)、50歳以上が58人(71%)でした。

石垣海上保安部の2023年の数字では、管内のマリンレジャー中の事故者は21人、死者・行方不明者8人でした。石垣市は「2人一組(バディー)で行動しよう!」「風が強いときは泳がない!」「離岸流に注意!」と呼びかけています。バディ(一緒に入って互いを見る相手)は、ツアーでも同じです。

「おすすめの店」は出しません

この媒体は、行っていないツアーに順位をつけません。代わりに、幅を出します。

6社を並べると、半日4,500円から1日13,800円まで開きました。同じ「シュノーケリング」でも3倍違います。差は品質ではなく、時間と含まれるものです。

年齢の線も店で違います。上限は61歳から69歳までばらつきました。人数や年齢で先に絞られる場合があります。

順番は、届出の有無、次に年齢の線、最後に料金です。安い順から見ると、入れない店を先に調べることになります。

この6社より広く見たいときは、石垣島・西表島・竹富島のシュノーケリング一覧のような予約サイトで日付を入れて並べると、催行している店だけが残ります。並び順を決めているのは予約サイトで、届出の有無ではありません。上の順番に読み替えてから絞ってください。

この記事で確認できなかったこと

  • 石垣海上保安部の2024年・2025年の管内の数字(2023年分のみ確認)
  • ぷしぃぬしま石垣店とSeaChanの料金の内訳・キャンセル規定(公式サイトに記載なし)
  • マンタに関する環境省・沖縄県の接近ルール(公式文書が見つかりませんでした)

次の一歩

石垣島でツアーを選ぶなら、順番はこうなります。

  1. まず、沖縄県警の届出一覧で店の名前を探してください。 石垣市の所在地は249件あります
  2. 料金に器材・保険・ライフジャケットが入っているか、年齢の線、キャンセル規定を公式サイトで見てください。 店で違います
  3. 当日はライフジャケットを着て、バディと離れないでください。 沖縄で亡くなった人の87%が着ていませんでした

持ち物はシュノーケリングの持ち物に、海で守るのはこの3つだけにまとめています。

本記事は各事業者・沖縄県警察・石垣市・第十一管区海上保安本部・石垣海上保安部の2026年8月22日時点の公開情報に基づく情報提供です。料金・年齢の線・催行条件は年によって変わります。予約の前に必ず各店へ直接ご確認ください。